梅雨が四天王(+台風、秋雨、降雪)で最弱になりそうな昨今ですが、先に比較的真面目な話を。
「きららキャラット」今月号はもうすぐ発売。「ひだまり」あるかなあ。
「きららファンタジア」で次回イベントは「くるみインワンダーランド」。くるみが大変な事になりそうです。
夏の陣はお盆よりちょっと早め。休み取れるかなあ。早く出て並ぶのは身体が追い付かないから、開場前後に流れるの想定して。
「忍殺」ではシンウインター(イが大きい)が(割と普通に)登場。謎めいた(忍殺語用法ではない)カラテを振るうようですが、どうするマスラダ! どうするフジキド!
◆警告◆今回はえろす方面に振ります◆ウォーニン◆
家の仕事をやって、あとはだらだら。SSとか絵とかやってないなー近頃。
で、「あっちこっち動物園」の断片をちょっと発掘したり。書き上げられるかはわかんない。
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千葉県千葉市美浜区、猫毛海浜公園に、千葉市動物公園の分園、愛称「あっちこっち動物園」がある。小動物を中心としながら、意欲的な展示も手掛けて、小さいながらも充実している。
その、念入りに手入れされた園内の一角に、
美浜区の野生動物
Wild Animals in Mihama-Ku
と書かれた看板があった。
可愛いアイコンとともに、そこに書かれている動物の名前は、
トラブルメーカークマ。
アカイハナウサギ。
そして――、
ツンネコ。
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「さあ、お昼御飯だよ」
「メシだぞー」
飼育員のお兄さんコンビ、音無伊御と戌井榊が、動物達の餌を持ち、飼育スペースの扉を開けると、三匹の動物が寄ってくる。
トラブルメーカークマの真宵は、「にゃっほい」と鳴いて華麗に跳躍。
アカイハナウサギの姫は、「はひー」と鳴きながらとてとてと小走りしてくる。
ツンネコのつみきは、「あによ」と鳴いてから、素早く降り立って。
人が着ぐるみを着ているような外見をした三匹は、餌を一心不乱に食べ始めた。
「食べる餌は口の中から腹の中。そして恐怖の内臓脂肪」
「しないっての。というかつみきが噛んでるぞ、袖を」
「あらあら伊御くん、喧嘩はダメよ」
あははうふふと言わん限りの無邪気そうな女性。性別の違いはあるが、人好きのする容姿と物腰は、どこか榊に似ている。
「喧嘩じゃありませんよ、係長」
「幼馴染のみいこ姉に、なに堅苦しくしてんだよ」
戌井みいこ係長は、あっちこっち動物園の園長であり、榊の姉で、つまりは伊御の幼馴染である。月曜以外の毎日開園する動物園なので、というか動物の世話に休みはないので、管理職が毎日出勤できるように、もう一人の管理職――桜川キクヱ係長もいるのだが、今日はバナナの皮で滑って腰をくじいたとかで休んでいる。
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「ツンネコを、人間と繁殖させる」
「は?」
いきなりの榊の脈絡のない発言――榊は割と脈絡がない――に、伊御は反射的に問い返した。
怪訝な視線を向けられて、榊は「ああそうか」と視線を泳がせてから、改めて向き直る。
「今までネコ科だとされていたが、ツンネコは霊長類だ」
いきなりの榊の発言に、伊御はまだ理解が及ばず、反射的に対応してしまう。
「そうか。それなら説明看板を修正しないとな」
「だな――じゃなくて!」
はあはあはあはあ。
肩を上下させてちょっとくたびれた様子の榊は、やり場のない感情を隅っこにのけてから、ペットボトルの変な飲み物を少し飲んでから、三度向き直る。
「しかもヒト属で、類人猿よりは人に近く、遺伝子分析したら交配も可能」
「そうか。それなら説明看板を修正し」
「二度ネタはよせ」
律儀に繰り返す伊御に、榊は制止を加える。
「ツンネコは絶滅危惧種で、人に飼われているツンネコは、世界中で、ウチのつみきしかいない」
「まさか……榊……」
「…………」
榊は無言で、パソコンに取り込んでいた動画データを再生させる。
『い、いおっ、いおっ』
「観測カメラだ」
そこに映っていたのは、檻の中の遊び道具の棒に股を擦り付けて、自らを慰める女性のような鳴き声を洩らしているツンネコ。
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やがて、動画の中のツンネコはひときわ大きく叫んで、腰を震わせながら床に倒れた。
無言でツンネコを映し続ける動画。
目を離せない伊御。
「ツンネコが心を許しているのは、伊御、お前だけだ」
千葉県千葉市美浜区、猫毛海浜公園に、千葉市動物公園の分園、愛称「あっちこっち動物園」がある。小動物を中心としながら、意欲的な展示も手掛けて、小さいながらも充実している。
その、念入りに手入れされた園内の一角に、
美浜区の野生動物
Wild Animals in Mihama-Ku
と書かれた看板があった。
可愛いアイコンとともに、そこに書かれている動物の名前は、
トラブルメーカークマ。
アカイハナウサギ。
そして――、
ツンネコ。
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「さあ、お昼御飯だよ」
「メシだぞー」
飼育員のお兄さんコンビ、音無伊御と戌井榊が、動物達の餌を持ち、飼育スペースの扉を開けると、三匹の動物が寄ってくる。
トラブルメーカークマの真宵は、「にゃっほい」と鳴いて華麗に跳躍。
アカイハナウサギの姫は、「はひー」と鳴きながらとてとてと小走りしてくる。
ツンネコのつみきは、「あによ」と鳴いてから、素早く降り立って。
人が着ぐるみを着ているような外見をした三匹は、餌を一心不乱に食べ始めた。
「食べる餌は口の中から腹の中。そして恐怖の内臓脂肪」
「しないっての。というかつみきが噛んでるぞ、袖を」
「あらあら伊御くん、喧嘩はダメよ」
あははうふふと言わん限りの無邪気そうな女性。性別の違いはあるが、人好きのする容姿と物腰は、どこか榊に似ている。
「喧嘩じゃありませんよ、係長」
「幼馴染のみいこ姉に、なに堅苦しくしてんだよ」
戌井みいこ係長は、あっちこっち動物園の園長であり、榊の姉で、つまりは伊御の幼馴染である。月曜以外の毎日開園する動物園なので、というか動物の世話に休みはないので、管理職が毎日出勤できるように、もう一人の管理職――桜川キクヱ係長もいるのだが、今日はバナナの皮で滑って腰をくじいたとかで休んでいる。
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「ツンネコを、人間と繁殖させる」
「は?」
いきなりの榊の脈絡のない発言――榊は割と脈絡がない――に、伊御は反射的に問い返した。
怪訝な視線を向けられて、榊は「ああそうか」と視線を泳がせてから、改めて向き直る。
「今までネコ科だとされていたが、ツンネコは霊長類だ」
いきなりの榊の発言に、伊御はまだ理解が及ばず、反射的に対応してしまう。
「そうか。それなら説明看板を修正しないとな」
「だな――じゃなくて!」
はあはあはあはあ。
肩を上下させてちょっとくたびれた様子の榊は、やり場のない感情を隅っこにのけてから、ペットボトルの変な飲み物を少し飲んでから、三度向き直る。
「しかもヒト属で、類人猿よりは人に近く、遺伝子分析したら交配も可能」
「そうか。それなら説明看板を修正し」
「二度ネタはよせ」
律儀に繰り返す伊御に、榊は制止を加える。
「ツンネコは絶滅危惧種で、人に飼われているツンネコは、世界中で、ウチのつみきしかいない」
「まさか……榊……」
「…………」
榊は無言で、パソコンに取り込んでいた動画データを再生させる。
『い、いおっ、いおっ』
「観測カメラだ」
そこに映っていたのは、檻の中の遊び道具の棒に股を擦り付けて、自らを慰める女性のような鳴き声を洩らしているツンネコ。
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やがて、動画の中のツンネコはひときわ大きく叫んで、腰を震わせながら床に倒れた。
無言でツンネコを映し続ける動画。
目を離せない伊御。
「ツンネコが心を許しているのは、伊御、お前だけだ」
榊は伊御の方を見ずに、虚空に向かい、独り言のように、しかし他人事ではなく親身なように放った。
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「トラブルメーカークマ」の檻では、真宵が玩具を組み立てて遊んでいる。
「アカイハナウサギ」の檻では、姫が日向ぼっこに余念がない。
「ツンネコ」の檻の中に――つみきの姿はない。
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しかし、檻の前には、こんな掲示がある。
「こどもができました
当園で飼育しているツンネコ「つみき」が、○月○日にこどもを出産しました。
こどもの名前を募集しています」
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「トラブルメーカークマ」の檻では、真宵が玩具を組み立てて遊んでいる。
「アカイハナウサギ」の檻では、姫が日向ぼっこに余念がない。
「ツンネコ」の檻の中に――つみきの姿はない。
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しかし、檻の前には、こんな掲示がある。
「こどもができました
当園で飼育しているツンネコ「つみき」が、○月○日にこどもを出産しました。
こどもの名前を募集しています」
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……やはり動物園は繁殖が使命の一つですよね。
DVD4巻を買ってきました。まずは星尾通信とスペシャルなCD。
家族がみんな出てってしまっているので、一緒にお食事してから下着を選ぶ二人。栄依子は清瀬さんちにお泊まりするたびに下着を借りていき、黒い下着が8枚ばかり溜まっているとか。そこでなぜ自分の持ってこないで、パンツ借りるの限定で黒ブラ買うの。
そして清瀬さんち。シャワーも一緒に入ってくる栄依子。温かいからという理由で。
上がってパジャマまで借りておいて、「見たいですか?」「おう」で下着(買ってきた黒ブラ+清瀬さんが予備で買ってきた可愛い黒パンツ)を確認されそうになって恥ずかしがる栄依子に、清瀬さんは「どうした痴女? 照れてるのか?」。
――パンツとのコーディネートを確認されてメンタルゲージ激減して、「私これ、訴えたら勝てるやつなんじゃないかな……」。相変わらず防御力低い。
そして着崩したままの栄依子に、清瀬さんは裸で寝てもよさげな発言を……。
アウトだ割と。「星尾通信」の篤見せんせーの漫画のイイハナシダナーがイイハナシダッタノニナーになってしまう。