ウェブログ「月記」

日記よりゆるい仕様です。

ネオサイタマ・スゴイタカイビル

さて、今日はかがみとつかさの誕生日ですが、ここのところ疲れて元気がありません(ぐてー)。
また単行本が出るなりコラボレーションなりがあればいいのですが、アニメ10周年のTwitterアカウントがいつの間にか生まれていました(汗)。いったい何が。


ここでちょっと、他作品について。(※後で少し追記)


「ニンジャスレイヤー」ではデシケイターが倒れて、とうとうバーベキューサークルサンズ・オブ・ケオスの中枢へと、マスラダがニンジャテレフォンショッキングの足を進めました。
ところで、サンズ・オブ・ケオス(SoC)は、それまでのニンジャ結社と比べると、とても異色です。

・そもそも組織かどうかも怪しい。
機密はないも同然です(むしろサツガイ接触者ウェルカム)。
そのせいで、気持ちいいほどに他の関連ニンジャの名前を吐き出すメンバー達。

・ニンジャ同士は組織化されていないし、命令系統もない。
なので、個人の意思と能力次第で即応能力がめちゃくちゃ速い場合もあり(例:アモクウェイブ)、情報が行き渡らないので組織(ではない)全体としては反応が遅い場合もあります(例:アモクウェイブ)。
あと、組織化されていないので強さもバラバラ。次に戦う相手がサンシタなのか神話級なのかも分かりません。コワイ!

・邪悪ではあるが、その邪悪さが異質。
パーティーの余興でモータルを惨殺するような集団であり、基本的には邪悪なのですが、旧ソウカイヤのニンジャの暴力的な強欲さ(「D&D」的には「混沌にして悪」)とか、旧ザイバツのニンジャの支配者然とした冷酷さ(「中立にして悪」)とかアマクダリのニンジャの暗黒秩序への情熱(「秩序にして悪」)と言い切るにはアガメムノンがアレでしたがとは、どこか違う感じです。
普通にオーガニック・マグロを料理しているのに邪悪な拷問写真とかを一緒に端末へ入れているジェイドマムシとか、子供にお菓子を買ってやったその後で駆逐艦少女を平然と売買したながもんロングゲイトとか、自撮りを楽しむために邪魔な店員や客を殺すアモクウェイブとか、シュギ・ジキで読者のニューロンを焼くトラップマスターとか、モータルと隔てる所のない人としての喜びと、神話の怪物めいた邪悪さが、分けようもなく同居している恐ろしさがあります。
悪である事に居直りも、誇りも、欺瞞による塗り固めもしない、力で暴虐を押し通す姿。どこかリアルニンジャの邪悪さを連想します。

・満たされない渇望感がサツガイを呼ぶのか?
元からの能力(ジツとは限らない。ナハトローニンの放射性カタナとか)とサツガイから与えられたジツのシナジー効果が、SoCニンジャ(および、サツガイ接触したがSoCには入っていないニンジャ)の大きな武器です。キングプラウンにもカトンとゼゲンのシナジーがあったんですよね?
弱いメイレインに強力な破壊力、接近されると弱いソニック・カラテ使いのロングゲイトに瞬間移動能力、虚像を映すジツしかないアモクウェイブに虚像を操る力。
そしてサツガイ接触時に感じる、それぞれ別の感想。ここで何が起こっているのかは謎めいています。何かを代償に奪われたからメイレインがあんなになったという事は多分ありません。ですよね?
そこで、満たされない何かを持つニンジャの前にサツガイが現れ、埋め合わせるようなジツをガチャさせる与えるとかいう説もありますが、さてどうなるのか。